幼児期の「汚すあそび」

暖かくなってきました!

あーと工房こども絵画造形コースでは、この時期から夏にかけて、授業テーマに「汚すあそび」テーマを取りいれています!

 

ひんやりして、ヌルヌル~!!

みてみて~手がまっかっかだよ!

はじめは、悪いことしているみたいで、抵抗のあるこどもさんもいますが、

絵の具の感触を肌で直接感じていくうちに、汚れることってこんなに楽しいんだ~!ということに気づいていきます!

こどもはもともと汚れるあそびが大好き!

言葉ではまだ、すべてを伝えられない幼児期には、この「汚すあそび」が特に発達の上で、大切な遊びといわれています。

家ではなかなかよごしたりできないけど、感触を、温度を、色を、肌で感じ、思いきり紙の上を歩きながら、大きなハケで腕を思いきり動かしながら絵の具をあそんでみる!

ローラーでコロコロお散歩したり、手も足もからだもおしりまでえのぐまみれのドロドロになってあそぶ!(^O^)汚れれば汚れるほど、楽しくなる!

汚れるあそびってめちゃくちゃ楽しいですよね!

特に幼児期の「汚すあそび」は、こどもたちにとって、ご飯を食べるのと同じように必要不可欠なあそびといわれています。

学習塾に行き毎日、勉強し、知識を詰め込むことも大切かもしれないです。

でも、皮膚の感覚で直接感じること、自分自身の体感で感じ取るということが、幼児期にはとても大事なんです!

4年前からの感染対策の日々が続いてきた中に生きてきたこどもたち。

清潔に消毒するコロナ禍には、この汚すあそびをたのしむことさえもできなくなってしまったこどもたちもいました。

まだ、言葉でうまく伝えることのできないこどもたちの心を開放し、ストレス発散やキモチの安定にもつながります。

また、ちまちました小さな絵しか描くこどもが、のびのびした絵を描くきっかけになることもあります。

暑い季節がやってきました!

こどもたちにこの「汚すあそび」をいっぱいやらせてあげたいですね!